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  • 執筆者の写真Nagisa Kato

神宮外苑再開発にかかる国際イコモスヘリテージアラートについての記者会見

09月15日 11:00より日本記者クラブにて行われた

日本イコモス記者会見のお手伝いをさせていただきました。


神宮外苑再開発事業について、国連ユネスコの諮問機関である国際イコモスが

<世界的文化遺産価値の不可逆的な破壊>として、ヘリテージアラートを発出しました。 我々有志の会は82ページにも及ぶ報告書の添付資料として開発の中で守られるべき子どもたちの権利として提言及び報告書を提出させていただいております。(49ページ/appendix8) キャメラ11台(うちテレビ6台) メディア38社 記者30人 関心の高さが伺えます。


ご登壇はシドニーからオンラインで、 国際文化的景観委員会長エリザベスブラベック氏、 日本イコモス岡田会長、石川幹子先生、 議連から篠原孝議員、阿部知子議員の5名。



professorエリザベスブラベック委員会長からは、 国際的景観委員会長として神宮外苑再開発を懸念している。 ・3.4hの公園としての土地が失われること ・3000本もの東京の都市型公園の中心をなしている木々が失われること


今回は全世界向けてのヘリテージアラートであり、不可逆で、喫緊に失われかねないことに対して最大の懸念を示すものであるとのこと。 東京は世界最大級の都市で1400万の人口を抱えるが、都市におけるOpen spaceの調査機関によると、世界の中でその面積が最も狭いのが東京都とされるそう。


世界は深刻な気候変動に直面しています。都市の緑はヒートアイランドから人々を守る砦です。

このことより、 神宮外苑再開発全ての責任者に対し、将来の全ての世代のために再開発を直ちに止めること


事業承認をおこなっている東京都には、より長期の視点に基づいて都市計画条例の厳格な審査を行うべきであり、環境影響評価の幾つもの非科学的な手法で行われた検査について見直しを行うことを警告

一般の人々にほとんど情報のないまま法律的な手続きが進められたことが容認できないことを発表しました。


その上で、民主主義原則に基づいて、情報を広く提供すること、さまざまなステイクホルダーが参加できる対話の場を作ることを要請しました。

3年に一度の国際大会。

議題はすでに締め切られて時間も経過している中、日本イコモスは、石川先生が木々一本一本を調べ、17世紀からの地図を広げたどり着いた学術的視点に基づく報告を携え、各国の委員ひとりひとりに説明。熱意が通じ、エリザベスブラベック会長との面談を果たし、緊急議題となりました。

そして、<一国の反対もなく>満場一致でヘリテージアラート発出の決議。

全員が国の威信をかけた科学者、お為ごかしのデータでは決して納得を得られることはなかったでしょう。


ファーストインプレッションは驚き! このように国民の手で作られた都市の中の歴史ある自然がビルの開発や施設の建て替えで壊されることは世界に例がないとのこと。


世界中が、神宮外苑を守ろうと力強いパワーを向けてくれています。

開発に対しては賛成反対を述べる立場ではなく、あくまで市民との対話を望んできた私たち有志の会です。

範囲を区切った説明会で、対話も実現しませんでしたが、7月には国連ビジネスと人権作業部会からの聞き取りを得ています。

多くの実現可能な代替案が提示されている! 内苑の護持に必要な資金もみんなで考えて集めようよ、だって元々国民が作った公園なんだから。


世界の潮流や差し迫った危機からみても。 そうでなくとも、冷静に見渡して、耐用年数の限られた建築物より、自然環境を残す方が周辺地域だけでなく東京全体にとっても価値があるはずです。

世界中が憧れる東京って多分そんな姿です。

経済価値だけでなく、虫や鳥や小動物の棲家である生態系という意味でも。


今後も仲間たちと共に、子どもたちに残すべき未来について事業者と心通う対話が実現するよう、そしてこんなに素晴らしい外苑を繋いでくれた神宮さんをサポートできる方法を探りながら歩んでいきたいと思います。



▼神宮外苑再開発に対するヘリテージアラート



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