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  • 執筆者の写真Nagisa Kato

事業者要請:明治神宮外苑再開発における開かれた説明会の開催と対話港区道18本イチョウの確実な保全について

更新日:9月11日

明治神宮外苑を子どもたちの未来につなぐ有志の会です。

いつも神宮外苑再開発の進行と、

住民の心配にお心を寄せてくださいましてありがとございます。

 

本日、昨年9月に東京都都市整備局長および環境局長名で、

事業者の皆様に対し依頼された、

「神宮外苑地区のまちづくりにおける樹木の保全について」回答がなされました。

これを受けて、改めて下記の通り事業者に対して要請をいたします。


本要請文は、以前面会させていただきました

日本スポーツ振興センター担当各位にメールにてお送りさせていただきましたことを

ご報告いたします。




三井不動産株式会社

代表取締役社長 植田 俊 様明治神宮宮司  

九条 道成 様独立行政法人日本スポーツ振興センター

理事長 芦立 訓 様伊藤忠商事株式会社

代表取締役会長CEO 岡藤 正広 様

令和6年9月9日

         明治神宮外苑を子どもたちの未来につなぐ有志の会代表 加藤 なぎさ

明治神宮外苑再開発における開かれた説明会の開催と対話

港区道18本イチョウの確実な保全についての要請

【要請の経緯】

  私たち明治神宮外苑を子どもたちの未来につなぐ有志の会は、地域の子育て世帯と近隣住民からなる有志団体で、神宮外苑再開発事業については、子どもたちの生きる未来に対して持続可能なまちづくりがなされていくか心配しています。本事業の進行に際しては、国民の手によって作られた創建の経緯と、その後、明治神宮様が土地を譲り受けられた当時の4つの約束、開発地に独立行政法人の土地を含むことを踏まえ、地域住民のみならず、国民全体の納得感を持って進められるべきであると考え、かねてより参加者の範囲を区切らない説明会の開催及び意見交換、並びに銀杏並木の名勝指定について、事業者の皆様、港区、都議会、文部科学大臣、国連人権理事会に対して要請活動を行って参りました。

本日、昨年9月に東京都都市整備局長および環境局長名で、事業者の皆様に対し依頼された、「神宮外苑地区のまちづくりにおける樹木の保全について」への回答が発表されたことを受け、改めて下記の通り要請いたします。

【要請内容】

本再開発は、工期13年にも及ぶ大規模な開発にもかかわらず、範囲を開発地から半径380mに区切った招待制の限定的な説明会の開催のみで十分な説明責任が果たされていないことに加え、各分野の学術研究者や専門家からの多くの懸念の声が寄せられながらも、それに対する科学的根拠をもった回答がなされていないまま現在に至っております。本日の発表では、港区からの要請を受け、説明会の開催をご検討いただいているということですので、改めて、その開催形式については範囲を区切らず希望者誰もが参加できる、広く一般に開かれたものとなりますように要請いたします。

また、4列銀杏から繋がる18本の兄弟木については、今回具体的な保全策が示されていません。区民の財産でもある港区特別区道1107号上18本の銀杏も一体の並木として確実に保全されるよう、説明会にて計画が示されるようお願い申し上げます。

加えて、これまで意見を届けてこられた各専門家、学術研究者と直接対話を行う機会を早期に創出いただくようお願いいたします。

 

1.    説明会は、範囲を区切らず希望者誰もが参加できる形式で、広く一般に開かれたものであることを求めます。

2.    港区特別区道1107号上18本銀杏の確実な保全についてお示しいただくようお願いいたします。

3.    各専門家、学術研究者の問いに対して事業者の皆様が直接回答をされる場を早期に創出することを求めます。

以上

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